東京メトロ 8000系 引退
- 乗り物
東京メトロ8000系の引退が近づいております。東京メトロ半蔵門線では2021年度から新型18000系車両の導入が予定されており、新型車両は既存の8000系車両と置き換えになりそうです。
半蔵門線、東急田園都市線、東武伊勢崎線などで見られた電車で、営業運転の開始は1981年。その数年前に半蔵門線が開業しており、ここに導入する形でデビューしました。デビューから約40年。文字通り半蔵門線の象徴ともいえる車両であり続けました。
「この車両の歴史は私の社会人としての人生の時期とそっくり重なっております。田園都市線の沿線に自宅がある関係で、毎日のように利用した車両です。思い出などありすぎて引退と聞いても実感がわかないくらいです。今思えば、とてもタフな車両だったのではないでしょうか。朝夕の通勤ラッシュはすさまじく、その厳しい条件下で乗客を安全に都心に送り届けてくれた電車だったのですね。引退は寂しい。まだ時間があるようなので、しっかりかみしめて乗車することにするよ。」田園都市線沿線に住む男性の言葉です。
(2020年10月執筆)
お馴染みの光景に終わりが近づいております。
長年に渡り地域の景色の一部でした。
長年に渡り、多くの方の足となってくれました。お疲れ様でした。そしてありがとうございます。
PHOTO:PIXTA
半蔵門線の歴史そのものといえる電車です。
古地図を頼りに当地を巡ってみてはいかがでしょうか?