名鉄揖斐線 廃線
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名鉄揖斐線がその歴史の幕を下ろしたのは2005年3月31日のことです。当線は忠節駅から本揖斐駅を結んでいた路線で、その歴史は1912年にまでさかのぼります。岐阜市西側を貫く通学・通勤路線であった名鉄揖斐線。戦後の車社会の到来により利用客の減少が進み、ついに廃線に至ってしまいました。
美しい景色を楽しめることができる鉄路として多くの鉄道ファンを引き付けた路線でもあります。廃線から期間が経過しましたが現在でも日本全国に数多くのファンが存在するとのこと。
「真っ青な空にピンク色の桜が咲き誇る清水駅。そこに可愛らしい赤いワンマンカーがゆっくりと停車する光景。本当に美しかった。もう一度あの光景に巡り合いたいものです。」岐阜県在住の鉄道ファンの言葉です。
その美しい姿で名を知られた清水駅はその跡すら残っておらず、桜の木も伐採されてしまったようです。ご興味のある方は一度現地を訪問して、美しい鉄路の確かな歴史を確かめてみてはいかがでしょうか?
(2020年12月執筆)
ARTWORK : 棚町宜弘 様
美しい景色が名高い清水駅です。
のんびりとした光景に彩られた鉄路でした。
確かにここに鉄路が存在した。決して忘れないようにしたいものです。
PHOTO:PIXTA
永久保存版の映像となるでしょう。
お手元に確保されてはいかがでしょうか。