【札幌市電】 M101号車 引退
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2021年10月31日、札幌市電の路面電車[M101号車]がその歴史の幕を下ろします。
1961年にラッシュ時の輸送力強化を目的として製造され、コンビを組むTc1との連結車両として知られます。「親子電車」の愛称で長年親しまれました。その後、Tc1車両は1970年に引退。以降はM101号車は単独運行車両としてその歴史を積み重ねました。
「この車両は札幌市電のイメージを代表する車両です。クラシックな可愛らしい顔つきやハケを利用したかのような塗装。中ドアが2枚の両開き構造。運転席に速度計がなかったり、細部に渡り個性が光る車両で、私の一番のお気に入りでした。還暦ですね。長きに渡りありがとう。沢山の思い出を頂きました。」札幌市在住の男性の言葉です。
本年10月末までの引退まで時間があります。最後に一度乗車されてみてはいかがでしょうか?美しい路面電車の確かな歴史の足跡を感じ取ることができるはずです。
(2021年6月執筆)
長きに渡りありがとうございました。
PHOTO:PIXTA
札幌市電。札幌市内観光の足として魅力的です。
この機に永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?
VIDEO : Hinoki 様