ノースレインボーエクスプレス 引退
- 乗り物
2023年春をもって、JR北海道管理の鉄道車両「ノースレインボーエクスプレス 」が引退します。
「ノースレインボーエクスプレス」の登場は1992年。屋根の位置まで設けられた車窓、2階建構造など列車の旅を楽しめるよう、高い眺望性を誇ることでも知られています。当地において団体・臨時列車車両として長きに渡り活躍してきました。しかし近年は老朽化も指摘されており、ついに2022年度をもって定期運行が終了することが正式に発表されました。
「この電車の前面展望が大好きです。東京出身の私にとって北海道の美しい大地を存分に満喫できるノースレインボーエクスプレスの旅はこの上ない贅沢な旅路でした。すっかり気分をリフレッシュして東京に戻るという人生のよきアクセントになっていました。定期運行終了のニュースには寂しさを感じました。でもまだ時間があるようです。少なくとも1度は車両に乗って私だけの最後のお別れの挨拶をするつもりです。」東京在住の鉄道ファンの言葉です。
ご興味のある方は北の大地の名物車両に最後のご挨拶をされてはいかがでしょうか。美しい北海道を存分に楽しめる旅になることでしょう。
(2022年7月執筆)
北海道の大自然を疾走する美しい車両でした。
景色を楽しめるように配慮された大きな窓があなたの旅を演出してくれます。
多くの方の思い出を沢山詰め込んで、その歴史の幕を下ろします。
PHOTO:PIXTA
追記・・ラストランツアーの詳細が発表されています。旅行会社主催ツアーによる団体臨時列車(4月27日~)がラストランとして運行されるそうです。