共同通信会館 解体/取壊
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港区虎ノ門の「共同通信会館」ビル(東京都港区虎ノ門2丁目2番5号)がその役割を終えます。
共同通信会館の竣工は1966年。地下2階/地上9階、延床面積12,421 m²を誇る商業ビルです。誕生から現在に至るまで虎ノ門を代表するビルの一つとして活躍してきましたが長年の利用により老朽化等の問題が指摘されていました。そして取壊が正式決定。隣接の旧虎ノ門病院等の敷地を合わせた大規模な再開発に伴い共同通信会館ビルは取り壊され、半世紀以上に渡る歴史の幕を下ろすことになります。
「私は新卒で働いた会社が虎ノ門にありました。このビルの地下にある洋食屋さんの大ファンでよく足を運んだのです。落ち着きのある外観といい当地を代表する建物の一つであったと思います。もう半世紀ですので仕方がないことなのかもしれません。久しぶりに思い出の詰まったハンバーグを目当てにこのビルに足を運ぼうと思います。」神奈川県在住男性の言葉です。
皆さまのよき思い出の詰まった「共同通信会館」ビル。一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか?
(2022年8月執筆)
多くの方々の大切な思い出を詰め込んでその歴史の幕を下ろします。
PHOTO:PIXTA
「ザ・ガードマン」。当ビルもロケ地になっているそうです。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?
VIDEO : Final Access ファイナルアクセス