Final 2026年3月31日 記事【留萌本線】北秩父別駅 廃駅のイメージ画像 History 70年

【留萌本線】北秩父別駅 廃駅

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留萌本線(JR北海道)の北秩父別駅(北海道雨竜郡秩父別町秩父別)が2026年3月末をもってその歴史の幕を下ろします。

JR北海道と周辺沿線4町の間で廃線に関する協議が続いていましたが、正式に合意が形成されました。北海道新聞の発表によると石狩沼田駅・留萌駅間に関しては2023年3月、深川駅・石狩沼田駅間は2026年3月末の廃止とのことです。したがってこの区間内にある北秩父別駅の歴史の閉幕となります。

留萠本線(日本国有鉄道)の秩父別駅・石狩沼田駅間に北秩父別仮乗降場が設置されたのが1956年。ここが起源になりそうです。その後、1987年の国鉄分割民営化によりJR北海道に継承されると同時に駅に昇格します。木製の単式ホーム1面1線を有し、転轍機を持たない棒線駅です。ホームに簡素な待合所を擁することでも知られます。

「北秩父別駅周辺には民家がまったく見当たらないです。待合所も可愛らしい小屋ですし、非常に簡素な駅ですが、そこが秘境駅が好きな私のお気に入りです。春先には周囲の畑に多くの白鳥が見られるのでこの景色を楽しむためによく足を運びました。あと数年で廃駅とのことなので久しぶりに足を運んでみようと思います。」札幌市在住の鉄道ファンの言葉です。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。

(2022年9月執筆)

 

北秩父別駅

可愛らしい待合所が利用者を守ります。

 

北秩父別駅

歴史を感じさせてくれる駅名標です。

 

北秩父別駅

この美しい景色には時間の限りがあります。

PHOTO:PIXTA

 

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