記事【函館本線】倶知安駅舎 解体/取壊のイメージ画像

【函館本線】倶知安駅舎 解体/取壊

  • 乗り物
  • 建物・施設

JR北海道の倶知安駅舎(北海道虻田郡倶知安町南3条西4丁目3)は近い将来が解体されます。北海道新幹線開業にむけて線路や旧ホームの撤去作業などの準備が進みますが、その最終局面において現在の駅舎は取壊され、新しい倶知安駅は高架駅となります。

倶知安駅の開業は1904年。北海道鉄道の駅としての開設がその歴史の起源となります。その後、現在に至るまで当地の鉄路交通の要所としての歴史を繋いでいます。現在の駅舎は1960年改築の2階建構造。国鉄時代の雰囲気のある駅舎として日本全国にファンが存在する駅舎でもあります。

「昭和の時代の雰囲気に満ち溢れた倶知安駅舎が大好きです。私は大のスキーファンなのですが、ニセコに足を伸ばすときに利用する倶知安駅には多くの思い出が詰まっています。外国人の姿も多く華やかなイメージの駅前とは対照的なクラシックな駅舎が構える光景は当地ならでは。私が大好きな景色です。いよいよ数年度には取壊しですね。きっとカッコいい駅舎が誕生すると思いますが、長きに渡り当地の玄関口としての枠割を担ってきた旧駅舎にこそ愛着があります。まだまだ沢山思い出を作りますからね。」札幌市内在住男性の言葉です。

ご興味のある方は一度当地に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

(2022年9月執筆)

 

倶知安駅

当たり前であった景色はまもなく永遠の記憶になりそうです。

 

倶知安駅

美しく地に足のついた歴史を有する駅です。

 

倶知安駅

長きに渡る歴史の最終コーナーを回り始めました。

PHOTO:PIXTA

 

同じ都道府県の記事

同じカテゴリーの記事

ファイナルアクセス会社サイトはこちら

残り日数で探す

記事ランキング※24時間以内

Final Access Books

注目コンテンツ これが最後です

都道府県から探す