【泊魚市場】建屋 部分取壊
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沖縄県漁業協同組合連合会が競りを行っていた泊魚市場の建屋の一部が取壊されます。そしてそこで行われていた競りは糸満に新たに建設される施設に機能移転することになります。
泊魚市場の開設は1980年。42年間に渡り当地の魚流通の中心地であり続けました。新鮮な魚が所せましと並び、活気あふれる競りが行われる光景、隣接する直売所で観光客が楽しそうに豊かな色彩を誇る当地の魚を購入する光景は当地を代表する景色でもありました。
しかし長年の利用に伴い施設の老朽化や衛生面の問題も生じていました。そして沖縄県漁業協同組合連合会が実施する競り市場は高度衛生管理機能を備えた新施設に移転します。現在の建物の2/3程度は解体されますが、残された施設では那覇地区漁業協同組合が水揚げと競りを継続予定。そして隣接する直売所「泊いゆまち」の営業も継続されるそうです。
(2022年10月執筆)
懐かしい思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
日々営まれている美しい光景です。
今までの景色は少し変わりそうですが、その美しい歴史が色あせることはなさそうです。
PHOTO:PIXTA
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