【高山本線】キハ85系_特急ひだ 引退
- 乗り物
JR東海が運行管理する「キハ85系 特急ひだ」が2023年3月18 日の春のダイヤ改正をもって高山本線から姿を消しそうです。
「特急ひだ」の登場は1958年。富山駅名古屋駅を結ぶ準急列車としてその歴史の歩みを始めます。以降現在に至るまで当地の重要路線として活躍しています。キハ85系車両の登場は1989年のこと。この車両の導入で一気に利用者が増大したという史実をもつ実績のある車両です。長きに渡り活躍してきましたが、車体の老朽化も進んでいました。そして名古屋・大阪～高山・富山で運行している特急「ひだ」に関してはHC85系車両に統一される予定です。この置き換えにより高山本線における当形式車両の歴史は閉幕します。
「当地の美しい山間を走る”キハ85系特急ひだ”は大好きな車両でした。特に紅葉の季節が私のお気に入り。美しい赤や緑の背景をバックに走る姿はとてもかっこよかったです。もう登場から30年以上も経過していますし、お別れの時期なのですね。いままでありがとうございます。最後の３か月で必ず乗車させていただきます。」関西圏在住の鉄道ファンの言葉です。皆様も是非一度乗車されてはいかがでしょうか。
（2023年1月執筆）
PHOTO:PIXTA
