【東急大井町線】戸越公園駅舎 取壊/高架化
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東急大井町線の戸越公園駅(東京都品川区戸越五丁目10番15号)とその周辺の景色が大きく変化しそうです。2023年2月9日の発表の都市計画素案によると戸越公園駅は1面2線の島式ホームの高架駅になる予定です。
戸越公園駅は1927年の開業後から現在に至るまで約一世紀にわたり、当地の交通の要所として活躍しています。開業当初は蛇窪駅(目黒蒲田電鉄大井町線)の名称でしたが1936年に戸越公園駅に改称し、現在に至るまで多くの利用者に親しまれています。
江戸時代の肥後国熊本藩細川家の下屋敷をルーツとする戸越公園をその名の由来とし、下町の雰囲気が残る宮前商店街が賑わい、都心からの距離もほど近く。老若男女問わずに人気あるエリアに位置する駅です。地域住民に親しまれている駅ですが周辺の「開かずの踏切」の問題は以前から指摘されていました。そしてこれらの課題を解決すべく高架化事業が具体化します。
工事の完了までまだ時間はありそうです。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。魅力的な駅舎と暖かい街並みがきっとあなたを迎え入れてくれることでしょう。
(2023年2月執筆)
当たり前であった景色に残された時間はあとわずかです。
周辺の踏切のある光景にも終わりが近づいております。
当地の街並みの美しい雰囲気はそのまま残ってほしいものです。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : Final Access ファイナルアクセス
肥後熊本藩主となった細川家。当地は歴史ロマン溢れる場所でもあります。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?