【石勝線】滝ノ上駅 廃駅
- 乗り物
- 建物・施設
JR北海道石勝線の滝ノ上駅(北海道夕張市滝ノ上)が廃駅となる可能性が高まっています。既に北海道新聞から「1日の平均乗車人員が3人以下の無人駅42駅の廃止を検討している。」と報じられており、滝ノ上駅に関しては2024年ダイヤ改正での廃止が検討されているとのことです。
滝ノ上駅は1897年、北海道炭礦鉄道の駅としてとしてその歴史の歩みを始めます。ここが当駅の鉄道駅としての起源となります。その後、鉄道路線国有化・貨物/荷物取扱廃止・駅の無人化・国鉄分割民営化などの歴史を繋ぎます。開設以降以来長きに渡り当地の交通の要所として活躍してきました。
かつては単式ホームと島式ホームの計2面3線を擁していましたが、現在は相対式ホーム2面2線の地上駅です。分岐器はすべてスノーシェルターで覆われており、ホーム移動には跨線橋を利用します。
素朴で美しい駅ですが、現在の光景に残された時間は短いのかもしれません。ご興味のある方は一度現地に足を運ばれてはいかがでしょうか。
(2023年6月執筆)
追記・・愛山駅は2024年3月15日をもって廃止となります。 (2023年12月)
多くの方の思い出が詰まっています。
当たり前であった営みを記憶しておきたいものです。
PHOTO:PIXTA