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豊後森機関庫

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豊後森機関庫(大分県玖珠郡玖珠町岩室36-15)は、1934年に久大線が全線開通したタイミングで完成した機関庫です。久留米・大分間の中継ポイントとして重要な役割を持っており、最盛期には25両の蒸気機関車が所属していました。さらに、戦時中は軍事輸送の拠点となっており、米軍機の機銃掃射を受けたこともありました。

その後1970年のディーゼル化によりその役割を終え、機関庫は34年の歴史に幕を下ろしています。しかしその後2001年には地元有志による保存委員会が発足して保存活動を行うとともに、玖珠町が旧機関庫と敷地をJR九州から買収し、整備が進められています。

2009年には機関庫と転車台が近代化産業遺産に認定され、2014年には機関庫と転車台が「旧豊後森機関庫」「旧豊後森機関庫転車台」として国の登録有形文化財として登録が行われています。こちらの施設に興味がある方は、ぜひ一度足を運んでみてください。

(2023年5月執筆)

 

歴史ロマン溢れる産業遺産です。

PHOTO:PIXTA

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