羽村取水堰
- 建物・施設
羽村取水堰(東京都羽村市羽東3丁目8番地32号)は、多摩川の河口から上流およそ54kmの場所にある多摩川の堰です。左岸の投渡堰と右岸側の固定堰から構成されている世界的にも珍しい堰で、正式な名称は東京都水道局羽村取水堰とされます。
1653年に玉川上水の取水堰として完成した羽村取水堰は、江戸時代から地域の人々の生活を支えてきました。設置された当初は木製の堰だったもののこれまでに何度か増改築が行われており、1911年の改築によりコンクリート造の堰となりました。
長い歴史を有する羽村取水堰は、土木学会選奨土木遺産に認定されています。興味のある方は、ぜひ一度この場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2023年5月執筆)
PHOTO:PIXTA
江戸の地に命の水をもたらした貢献者、庄右衛門と清右衛門。当地はゆかりの地です。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?