深良用水隧道
- 建物・施設
深良用水隧道は、芦ノ湖の北西岸から深良川起点を結ぶ施設で、箱根外輪山を約1,280mで貫きます。
徳川4代将軍家綱の時代に、深良村名主の大庭源之丞が干ばつ被害防止を目的として芦ノ湖の水を導水することを構想。江戸浅草の豪商友野与右衛門に工事を依頼しました。1666年(寛文6年)に工事が始まり、3年半後に完成しました。手作業で掘られ、総工費7,400両が費やされた大工事でした。
300余年の時を超えて現在も当地に潤いを与えて続けてくれる深良用水隧道。その偉業をたたえる記念碑が建立されております。ご興味のある方は一度現地に足を運ばれてはいかがでしょうか。
(2023年10月執筆)
300年を優に超える歴史の重みが感じられます。
PHOTO:PIXTA
歴史の長いトンネルには興味深いストーリーがあります。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?