旧正札竹村本館ビル 取壊

  • 建物・施設

 秋田県大館市にある旧正札竹村本館ビル(秋田県大館市大町26-1)が2017年より立て壊しが始められています。当ビルは1969年に老舗百貨店の正札竹村本館の店舗として新築され、地上8階地下1階建てで大館市民から長く愛されてきました。しかし正札竹村は経営難により2001年で閉店、その跡地は市が買い取りました。旧館部分は老朽化が進んでいたため解体し、ハチ公小径という多目的スペースとして運用されています。今回取り壊しが決まった本館棟は、長らく保存か解体かで議論が進められました。古くから大館の象徴だった正札竹村ビルを惜しむ声は多く、現市長も保存の意向を示していましたが、最終的に解体という結論に落ち着いたようです。(2017年12月執筆)

 

 

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