金沢都ホテル 閉館
- 商業施設
金沢都ホテル(石川県金沢市此花町6-10)が54年の歴史に幕をおろします。国内外に展開する都ホテルズ&リゾーツのチェーンで、1963年に金沢初の都市型ホテルとして開業しました。当時平屋建てがほとんどだった金沢では初めての高層ビルとして話題を呼びました。金沢では知らない人はいないというほどの高い知名度を誇る歴史あるホテルです。
JR兼六園口(東口)徒歩2分、駅の地下通路に直結しているため雨や雪の多い金沢ではこれ以上ない好立地です。開業から半世紀、多くの観光客やビジネスパーソンに利用されてきましたが、施設の老朽化は否めず2017年3月に営業を一旦終了。今後はホテル・オフィス・商業施設の含まれる複合ビルとして再開発されるそうです。開業した1963年は東京オリンピック開催の1年前。2020年、二度目の東京オリンピックを目途に再開を目指します。(2018年1月執筆)