小樽 手宮市場 閉鎖

  • 商業施設
  • 建物・施設

北海道小樽市―――。地元民の台所として1917年(大正6年)に誕生した「手宮市場」(北海道小樽市錦町9-3)は、港湾都市であることから多数の市場がある中で、小樽最古の市場として長い間親しまれてきました。天井から垂れ下がる大漁旗や木彫りの看板。鮮魚店をはじめとして、蒲鉾やすり身を売る店、フライなどの総菜を並べる店など。手宮市場は、人と人との触れ合いを大切にした活気あふれる空間として賑わいをみせてきました。1994年の改築時には16店舗もありましたが、近隣に大型スーパーが開店したことによる客の減少。また後継者がいないという理由から徐々に店がたたまれ、閑散とした状況に…。最終的には4店舗となり営業を続いていましたが2018年3月末をもちまして、101年続いた長い歴史に静かに幕をおろしました。(2018年5月執筆)

 

 

同じ都道府県の記事

同じカテゴリーの記事

ファイナルアクセス会社サイトはこちら

残り日数で探す

記事ランキング※24時間以内

Final Access Books

注目コンテンツ これが最後です

都道府県から探す