【三江線】 香淀駅 廃駅
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JR西日本三江線の香淀駅(広島県三次市作木町門田字下組89)が閉鎖となりました。55年の歴史の閉幕です。同駅は1963年に三江南線の延伸にあわせて新設されたものです。山奥の無人駅であり国鉄時代にはシンプルで味気ない単式ホームでしたが、現在では木造のログハウス風の駅舎も建設されており利用客の憩いの場となっていました。
歩いて30分程の場所には香淀の大銀杏と呼ばれる推定樹齢600年程の大きな銀杏の木があり、秋の紅葉時期には多くの人がこの駅を使って足を運びました。残念なことに2018年3月31日をもって、三江線の廃線に伴い閉鎖されてしまいました。秋には大銀杏を見るついでに在りし日の記憶をたどって香淀駅跡に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
(2018年10月執筆)
PHOTO:PIXTA