橿原神宮 第二鳥居 改修工事
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2018年9月18日、畝傍山の麓にある橿原神宮の第二鳥居(奈良県橿原市久米町934)の解体が始まりました。この鳥居は1940年に行われた、紀元2600年記念の宮域整備事業として建立されたもの。しかし老朽化が懸念されていることもあり、2020年に迎える御鎮座130年の奉祝記念の一環として建て替えが行われることになりました。神宮にある鳥居のうち、この第二鳥居が最も大きく、高さ11メートル、幅15メートルにもなります。第一鳥居から真っ直ぐ伸びる表参道の奥約160メートルのところにある鳥居となりますが、参道入口からでもその大きさがわかるほどでした。神宮はさまざまな行事が行われていますが、中でも神武天皇祭ではこの鳥居もライトアップされるため、たくさんの人が訪れます。新しい鳥居の完成は2019年11月。参道に鳥居がない、いつもと違う光景もそれまでの期間限定です。この機会に足を運んでみてもよいかもしれませんね。(2018年12月執筆)