【三江線】 長谷駅 廃駅
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1969年に仮乗降場として新設され1987年に格上げされて開業した長谷駅(広島県三次市粟屋町字長谷)が、2018年4月1日の三江線の廃線にともない閉鎖されました。
単式の1面1線の駅で、ホームから階段を下った所に小さな駅舎がありました。三江線の中では唯一の通過列車が設定されており、閉鎖前年でも三次駅方面行きが朝の2本、江津方面行きは午後3本のみの停車。主に付近の集落の子どもたちが学校への通学するためのダイヤとなっていました。一般の利用客はほとんど無く、時刻表も紙に印刷されたものが、駅舎の中の掲示板に貼られているだけでした。周囲には数件の集落があるだけでほとんどが山林に覆われているような場所で、三江線の中でも秘境として知られていました。この駅を訪れたことがある人やゆかりのある方は、折を見てこの地をまた訪れてみてはいかがでしょうか。
(2019年2月執筆)
まさに秘境駅の駅舎という感じです。
高台にある美しい可愛らしい駅舎です。
長い間お疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA