大分市公設地方卸売市場 取壊か
- 商業施設
野菜や果物、水産物などの生鮮商品の卸売を行う大分市公設地方卸売市場(大分県大分市豊海3丁目2番1号)が老朽化のため、近い将来取り壊しの可能性が高まっています。1977年に開設した同市場は、県内でも最大の広さを誇る、普段は一般の人が入れないエリア。しかし、月に一度開催される「市場市民感謝デー」は地元民で、毎回大好評で多くのお客さんが訪れます。野菜や果物の詰め放題や無料試食コーナーをはじめ、安価な値段で食事ができるバラエティに富んだ飲食店も人気です。しかし、建物が古くなってきたことや、取扱量の減少が続いていることを理由に、施設の移転および建替が検討されています。もし、この場所に思い出のある方は新鮮な食材を求めに再び足を運んでみてはいかがでしょうか。もしかするとその訪問がこの場所での最後の思い出になるかもしれません。(2019年5月執筆)