北海道庁赤れんが庁舎 改修
- 建物・施設
「道庁赤れんが庁舎」の愛称で知られる北海道庁旧本庁舎(北海道札幌市中央区北三条西6丁目)が、改修工事のため2019年10月1日から一時閉館となっています。
同館は、明治時代の1888年に北海道庁の本庁舎として建築。地上2階地下1階の構造で、アメリカ風ネオ・バロック様式、れんが造りの洋風建築で「道庁赤れんが庁舎」と呼ばれ親しまれています。新庁舎が完成するまで約80年間は本庁舎として機能し、1969年には重要文化財に指定されました。その後、館内は無料公開されており、窓や階段などあらゆるところで明治時代の装飾を楽しむことができるほか、北海道の歴史をたどる資料が展示され閲覧することができます。
同館の前庭では四季折々の景観を楽しむことができ、北海道のシンボルとして国内外から多くの観光客が訪れています。しかし、老朽化が進んでおり歴史的価値のある庁舎を後世に残していくために改修工事が行われることになりました。3年後、リニューアルした赤レンガ庁舎に訪れてみたいものです。
(2019年10月執筆)
夜には幻想的な雰囲気を演出してくれます。
雪化粧をした姿も実に絵になる建物です。
長きに渡り地域の灯であり続けてくれてありがとうございます。改修後の再会を楽しみにしております。
PHOTO:PIXTA