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JR西日本和歌山線 105系 運行終了

  • 乗り物

和歌山県北部のJR和歌山線で運行していた105系が2019年10月26日にラストランを迎えます。堂々たる35年の歴史の閉幕となります。

この105系は、国鉄が1984年に製造した通勤型電車で103系の改造車。青緑色に塗装された車体が特徴的で、通勤や通学に利用されるだけではなく、県外からの鉄道ファンが乗車しに来ていたようです。同車両の可愛らしい外観は和歌山県の自然豊かな風景に溶け込み、風景写真の撮影の対象になることも多く、写真家や学生らが訪れることもありました。また、車体内部は、足下まである置台や端部の手すりなどが昭和レトロな雰囲気で昭和時代を思い起こすことができる貴重な電車だったと言えます。

残念ながら、老朽化や新型車両227系の導入に伴い35年の歴史に幕を下ろしましたが、引退直前には橋本駅では写真展が開催され、駅員や鉄道ファンらが105系の思い出を語り、別れを惜しんだとのことです。そして、2019年10月26日には和歌山駅と橋本駅間を1日1往復限定でラストラン走行します。この列車にゆかりのある人は、その姿を見に足を運んでみてはいかがでしょうか

(2019年10月執筆)

 

桜のピンクと水色の車両がとてもよく似合っております。

 

この美しい光景も見納めです。

 

長きに渡り地域の人々の生活を支えてくれて、本当にありがとうございました。

 

PHOTO:PIXTA

 

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