畑原市場 閉鎖
- 商業施設
1918年に長屋に38店の商店が集まり創設された、畑原市場(兵庫県神戸市灘区倉石通2-2-2)。2020年3月末で閉鎖となり、100年の歴史に幕を下ろすことになります。最盛期の1970年代には60店舗以上が軒を連ね、迷子にならないよう親と手を繋いだ子どもたちが歩いていたほどにぎわいました。
阪神・淡路大震災でも大きな損傷はありませんでしたが、近隣にできた大型スーパーの影響や、商店主の高齢化にともない現在は10店舗ほどに減少。2020年2月15日から3月31日までは、大感謝祭として、飲みながら商店でつまみを買って味わえるイベントなどが開催されています。
閉鎖後は不動産会社により、町の再生事業として災害対策を備えた広場などが整備予定です。懐かしいメモリアル写真や模型も展示されているので、今月中に足を運んでみてはいかがでしょう。
(2020年3月執筆)