妙見市場 閉鎖
- 商業施設
北海道小樽にある妙見市場(北海道小樽市花園2丁目11-1)が、建物の老朽化などの理由から2020年3月末に閉鎖され、56年の歴史に幕を下ろしました。
この妙見市場は、樺太から引き揚げてきた人々が1964年に開いたのがはじまりとされています。元々は妙見川の下流にありましたが、1964年に現在の場所に移転し、営業を続けてきました。鮮魚や青果、惣菜など多彩な商品が手に入る妙見市場は、地元の人々が利用していたほか、旅行ガイドで紹介されることもあり観光客が足を運ぶことも。月にわずかな回数しかオープンしないカフェもあり、「知る人ぞ知る」人気のスポットとなっていました。
市場が開かれた当時は3棟で100店舗が営業していましたが、閉鎖が決まった時点では5店が営業するのみとなっていました。妙見市場はすでに閉鎖されていますが、買い物に通った、という方もいらしゃるのでは。ぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2020年4月執筆)