牛窓港一文字防波堤東灯台 解体/取壊
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牛窓港一文字防波堤東灯台(岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓地先)が解体取壊されました。当灯台の建設は1952年。約70年間もの期間に渡り、海域を利用する船舶の安全運航に大きく寄与してきました。その美しい佇まいは地域住民に愛され、「この景色はわが心の原風景」との声も。また「日本の夕陽百選」として有名な牛窓港の大きなシンボルであったようです。長年の利用により老朽化も著しく、船舶の航行の安全を確保する見地からこの度の取壊しが正式決定しました。
「牛窓港一文字防波堤東灯台は地域の象徴の一つ。フェリー乗り場から眺める景色の中央に凛として佇む姿。故郷そのものの景色でありました。種々の事情も理解できます。ただ多くの思い出まで消えてしまうかのようで本当に寂しいです。いままでありがとうと伝えたいです。」地域の男性の言葉です。
(2020年9月執筆)
長きに渡り地域の大切な景色でした。ありがとうございます。
PHOTO:くろうさぎ様