新潟市小針野球場 解体/取壊
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新潟市小針野球場(新潟県新潟市西区小針1-5-1)がその歴史の幕を下ろしたのは2021年3月31日のこと。
同球場の竣工は1970年。両翼90m、収容人数4550人、グランド面積が11,752平方メートル。緑の芝生と土のグランドが美しい野球場でした。プロ野球の開催実績はなく、少年野球・還暦野球・早起き野球など野球愛好家に愛された地域密着の野球場でした。
ただ近年は駐車場の不足、周辺民家への打球の飛び込み、応援の騒音問題など、種々の問題も生じておりました。また施設・設備の老朽化の問題は特に近年顕在化してきており、ついに2021年の3月にその歴史の幕を下ろします。
「なぜか懐かしさを感じるような、とても味のある野球場でした。小さい頃にここでプレーした思い出は宝物です。地域の野球愛好家の汗が染みこんだ大切な野球場でしたよ。取壊しはとても寂しい。沢山の思い出をありがとう。」かつて野球少年であった男性の言葉です。
(2021年6月執筆)
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