下関市園芸センター 閉園
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下関市園芸センター(山口県下関市富任町5-7-1)が2022年3月をもって閉園します。
同園の歴史は古く、1958年開設の農場試験場をその起源とします。その後1973年に園芸センターの名称に定まり、以降当地の園芸ファンの憩いの場所であり続けました。入園料は無料。約4.5ヘクタールの敷地内には、5万本もの植物が植えられており、中には非常に珍しい希少植物もあるそうです。
「昔からのお気に入りの施設です。四季折々の季節毎に園内の表情が変わるのが楽しい施設です。私のお気に入りは5月。美しい薔薇が咲き乱れる景色は壮観ですらあり毎年楽しみに足を運んでいました。以前はよくイベント等も開催されおり、綺麗な花や植物を背景に子供達の歓声がきこえる景色はとても美しく心和んだものです。施設全体がリニューアルされると聞いておりますが、現在の園にこそ思い出が沢山つまっているので閉園と聞いてとても寂しいです。残りの期間何度か足を運びたいと思います。」山口県在住のお母さんの言葉です。
閉園に向かって残り半年程度。多くの人々に沢山の思い出を与えてくれた堂々たる半世紀の閉幕となります。最後の思い出を作りに「下関市園芸センター」へ足を運んではいかがでしょう。
(2021年10月執筆)
当たり前であった懐かしい景色は永遠のものではありません。最後の機会をご活用下さい。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : Final Access ファイナルアクセス