Final 2022年2月20日 記事晴海客船ターミナル 閉館/解体のイメージ画像 History 31年

晴海客船ターミナル 閉館/解体

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東京の海の玄関として活躍してきた晴海客船ターミナル(東京都中央区晴海5-7-1)が2022年2月20日をもって閉館し、その後この施設は取壊されます。

晴海客船ターミナルの誕生は1991年。東京港開港50周年を記念し、鉄筋2階建ての晴海船客待合所を建て替える形で建設。その設計はSHIBUYA109ビル等を手掛けたことで知られる竹山実氏です。晴海埠頭の南端に位置し、鉄筋コンクリート製6階建の構造を有する建物は屋上に展望台を擁し、敷地内には海上保安庁晴海信号所も存在します。

「ここには大切な思い出があるのです。何といったって妻にプロポーズした場所ですからね。その後、子供ができて幾度となく足を運びましたし、数えきれないエピソードが思い出されます。ついに最後のお別れですね。多くの思い出を頂きました。心より感謝申し上げます。」中央区在住の男性の言葉です。

多くの方の人生の思い出がたっぷり詰まった晴海客船ターミナル。いよいよフィナーレが近づいています。ゆかりのある方もそうでない方も一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか?晴海客船ターミナルの美しい歴史をその目で確かめる最後の機会になるかもしれません。

(2021年12月執筆)

 

晴海客船ターミナル

懐かしい船旅の記憶が蘇る方も多いのではないでしょうか。

 

晴海客船ターミナル

当地を代表する景色の一つでありました。

 

長きに渡りお疲れ様でした。

PHOTO:PIXTA

晴海客船ターミナルの設計は竹山実氏。日本を代表する建築家の一人です。

永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?

 

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