名鉄レジャック 営業終了/取壊
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名古屋・名駅の商業ビル「名鉄レジャック」(愛知県名古屋市中村区名駅南1-25-2)がその役割を終えます。「名鉄レジャック」の開業は1972年。すべての「レジャー」をビル内に「パックし、ジャックする」というコンセプトから命名された総合レジャービルで地上8階・地下3階の構造を有します。飲食店・ボウリング場・宿泊施設等バラエティに富んだテナントが入居する人気ビルです。
半世紀に渡り当地の商業活動の中心地のひとつとして活躍してきましたが、近年は積年の利用による老朽化や耐震性の課題なども指摘され、さらに経済環境の変化への対応も望まれていたそうです。
「昔から存在する当地の老舗のビルの一つです。半世紀に渡り当地の栄華衰勢を見守り続けてくれた建物だと思います。このビルはやはり学生時代の青春時代の記憶が呼び起こされます。昔はディスコも入居しており週末によく足を運んだことも良き思い出です。もう30年も前のことです。いよいよ残り半年と少しですね。現在は東京に住んでいるのですが、久しぶりに子供を連れて足を運ぼうと思います。おそらく最後のお別れのご挨拶になりそうなのでしっかりと心の中に記憶しようと思います。」愛知県出身で現在は東京都に住む男性の言葉です。
皆さまの思い出の詰まった「名鉄レジャック」。半世紀超の歴史の閉幕へのラストランが始まりました。一度、現地に足を運んでみてはいかがでしょうか?きっと懐かしい思い出が蘇ることでしょう。
(2022年6月執筆)
多くの人々の大切な思い出を詰め込んでその美しい歴史の幕を下ろします。
PHOTO:PIXTA
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