【京急電鉄】北品川駅舎 取壊/高架化
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京浜急行電鉄本線の北品川駅(東京都品川区北品川1-1)とその周辺の景色が大きく変化しそうです。既に当駅とその周辺では連続立体交差事業(高架化)が進められております。
北品川駅は1904年の開業後から現在に至るまで一世紀を超える期間にわたり、当地の交通の要所として活躍しています。開業当初は品川駅の名称でしたが1924年に北品川駅に改称しました。旧東海道の品川宿北端に立地していることをその名称の由来とするそうです。当地住民の通勤・通学等の日常の足として重要な役割を果たしておりますが、駅舎建物自体の老朽化も進み、周辺踏切による交通渋滞等の問題が生じていました。そしてこれらの課題を解決すべく上記の事業が進行しております。
「この駅周辺に住んでいます。開かずの踏切には不満たらたらでしたが、勝手なもので踏切撤去と聞くとなぜか寂しい気持ちが沸き上がってきているのです。小さいころからの景色ですし、やはり愛着があるのですね。残りの期間、多くの写真を撮影しておこうと思います。」地域に居住する男性の言葉です。
2029年度完成予定とのことですので工事の完了までまだ時間はありそうです。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。長年に渡り親しまれた駅舎の姿には時間的な限りがあるのですから。
(2023年1月執筆)
当たり前であった景色に残された時間は長くはありません。
懐かしい思い出が甦る方も多いのではないでしょうか。
是非一度現地に足を運んでみて下さい。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : Final Access ファイナルアクセス
かつての東海道品川宿。当地には歴史ロマンが溢れます。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?