美唄炭鉱
- 建物・施設
美唄炭鉱(北海道美唄市)とは北海道美唄市周辺にあった炭鉱群の総称です。様々な炭鉱が存在していましたが、主に三菱美唄炭鉱、三井美唄炭鉱、北菱産業埠頭美唄炭鉱の3つの炭鉱に分けられています。
1913年に開鉱し1915年に三菱が買収した三菱美唄炭鉱は、1944年には189万トンを出炭しましたが、1973年に閉山し、60年の歴史に幕を下ろしました。また、三井美唄炭鉱は1928年に開鉱後、1963年に閉山し35年の歴史に幕を下ろしています。また北菱産業埠頭美唄炭鉱は現在も稼働しており、年間9万トンほどの生産が見込まれている炭鉱となっています。
現在、三菱美唄炭鉱の跡地は「炭鉱メモリアル森林公園」として公開されていますが、そこには竪坑櫓・開閉所・原炭ポケットなどが保存されています。石炭で栄えた美唄市の歴史を辿ることができますので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2023年3月執筆)
在りし日の営みの記憶が呼び起こされます。
ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。
PHOTO:PIXTA
当時の営みが記録されているようです。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?