香東川橋梁
- 建物・施設
高松琴平電気鉄道の「円座駅」より徒歩10分程度のところにある香東川橋梁(香川県高松市円座町)は、琴平電鉄の開通に合わせて1926年に竣工された長い歴史を有する橋です。
香東川橋梁は琴平電鉄の橋脚の中では2番目に長く、その長さは橋長204.19m。15連の石積みの橋脚の上に鋼鉄製のプレートガーダーが乗っているという構造となっており、さらに鉄橋上の架線柱(ボオル結構式四角鉄柱)も当時のまま残されています。
この香東川橋梁は「金刀比羅宮参詣等関連遺産」として経済産業省の近代化産業遺産に認定されています。非常に長い歴史を持つ香東川橋梁に興味がある方は、ぜひこの場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2023年5月執筆)
PHOTO:PIXTA