古澤家住宅 解体/取壊
- 建物・施設
古澤家住宅（兵庫県神戸市東灘区深江南町）が解体されます。
古澤家住宅は、1925年に建設された兵庫県神戸市東灘区の歴史的建造物で、ロシア人建築家ラディンスキーによって設計されました。急勾配の切妻屋根を特徴とする西洋館で、主屋と附属屋の2棟が国の登録有形文化財に登録されています。
周辺地域は「深江文化村」と呼ばれ、国内外の著名な音楽家らが集い文化を発信する場所でもありました。長きに渡り兵庫の地に多大な影響を与えてくれた深江文化村。その地を代表する建物の古澤家住宅は多くの人々の心に留まる存在でしたが、諸事情により解体が正式決定したようです。
約1世紀に渡り歴史を伝えてきた建物の取壊を惜しむ声が届いているそうです。
（2023年11月執筆）
PHOTO:PIXTA
