学士会館 新館 解体/取壊
- 建物・施設
学士会館の再開発計画が進行中です。計画によると、「旧館部分」は保存され、新館は解体される予定です。
学士会館の歴史は、1877年に東京大学が創設された際にまで遡ります。その後1913年に初の会館が建設されましたが、同年に大火で焼失。1928年に現在も姿を残す学士会館が建設され、多くの歴史的な出来事の舞台となりました。1936年の2・26事件の際には第14師団東京警備隊司令部が置かれ、太平洋戦争時には会館屋上に高射機関銃陣地が設置されました。終戦後の1945年9月にはGHQに接収されて閉館。将校倶楽部等の用途利用の後に1956年に返還されました。
敷地内には、「東京大学発祥の地」「日本野球発祥の地」等の記念碑がたたずみ、由緒ある歴史を忍ばせます。ご興味のある方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。当地の歴史ロマンに触れる貴重な機会になることでしょう。
(2023年11月執筆)
PHOTO:PIXTA
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日本中を震撼させた「二・ニ六事件」当地もゆかりの地の一つです。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?