那覇市役所真和志庁舎 閉庁
- 建物・施設
那覇市役所真和志庁舎は、1957年に旧国場村が那覇市に合併された際に設置された支所であり、現在の建物は1968年に水道局総合庁舎として整備されたものです。住民登録などの届け出を受け付けるほか、地域のコミュニティの拠点としても機能し、長きに渡り当地住民が足を運ぶ施設として活躍してきました。
しかし、現庁舎の老朽化の状況や新真和志複合施設の供用開始予定をふまえ、総合的に勘案された結果、2024年9月を目途に閉鎖することが当局から正式に発表されています。
「ここはわたしが居住する場所から最寄りの市役所支所でした。東京から移住してきて約10年。坂の上の狭い場所に立地しており、必ずしも利便性は良いとは言えないと思うのですが、当地の歴史が刻み込まれているかのような雰囲気が好きでよく足を運びました。残りわずかな期間ですが、消えゆく景色をしっかりと脳裏に刻み込もうと思います。」那覇市在住男性の言葉です。
(2024年9月執筆)
裏手の駐車場からの眺めです。
建物の正面出入口です。
長きに渡りありがとうございます。
PHOTO:KENT様