【京王線】桜上水駅 全面改修
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桜上水駅は、1926年に京王電気軌道の北沢車庫前駅として営業を開始しました。1933年に京王車庫前駅に改称され、1937年に現在の桜上水駅となりました。
当初の駅舎は地上にあり、周辺には車庫や検車区が設置されていました。1983年には車庫と検車区が移転し、駅の機能が変化しました。2008年、駅は大きな変貌を遂げます。橋上駅舎が完成し、自由通路で線路を南北に移動できるようになりました。新しい駅舎にはエスカレータとエレベータが設置され、バリアフリー化が進みました。
現在の駅舎は、将来の連続立体交差事業を見据えた簡素な造りとのこと。今後、新しい駅舎となる計画があり、木質調を採用し自然と調和する設計が予定されています。
桜上水駅は、利便性の高い駅として、多くの人々に利用されています。しかし、駅周辺が世田谷区と杉並区に分断されているため、一体的な発展が難しいという課題も存在しているようです。駅舎の変遷は、この地域の発展と密接に結びついています。ぜひ一度、桜上水駅を訪れ、その歴史と現在の姿を自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか。
(2024年11月執筆)
懐かしい記憶が蘇るという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
PHOTO:写真AC