那覇市民会館 解体/取壊
- 建物・施設
那覇市民会館 (沖縄県那覇市寄宮1-2-1)が46年の歴史に幕を下ろす可能性が高まっております。
当館が開館したのは本土復帰直前の1970年11月。この建物は本土復帰後の沖縄を温かく見守ってきました。沖縄県がうぶ声を上げた、「新沖縄県発足式典」の会場もここでした。隣接の与儀公園は大小様々な集会の会場となった歴史の証人でもあります。また沖縄の文化芸能の発信地でもあり、様々な催しものが開催されてきました。46年の歴史に幕が下ろされてしまうのでしょうか。那覇市民のみならず、全国の沖縄県のファンもその行く先をかたずをのんで見守っています。
(2016年10月執筆)
追記・・当局より取壊し工事の開始月が発表されました。2024年11月よりこの建物の取壊工事が開始されます。
(2024年10月)
本土復帰の象徴となる建物でした。
多くの催し物が開催されたホール内部です。
長きに渡り沢山の思い出をありがとうございます。
PHOTO:沖縄県在住T様
追記・・2019年9月に保存方法について検討する「那覇市民会館保存可能性等検討委員会」において、当会館の解体が正式決定されました。新開館建設にあたり、旧開館の部分復元はなされるようです。(2021年1月)
追記・・当局より取壊し工事の開始月が発表されました。2024年11月よりこの建物の取壊工事が開始されます。(2024年10月)
VIDEO : Final Access ファイナルアクセス