多度津駅 跨線橋 取壊
- 建物・施設
香川県仲多度郡にある多度津駅の跨線橋は市民の足として1966年1月に竣工しました。多度津駅は小規模ながらも古くから陸・海交通の要所として栄えJR四国の土讃線の起点としての役割を果たしています。多度津駅の跨線橋は単なる跨線橋ではなく人を引き付けて止まない跨線橋でした。ある時は跨線橋から電車の往来を眺める幼い男の子の姿が。そしてある時は鉄道ファンの絶好の撮影スポットとして。この跨線橋は電車だけでなく多度津の街並みや少し目線を遠くに移すと讃岐富士が一望でき、電車や人の往来を優しく見守ってくれているような存在でした。老朽化に伴い52年と言う長い歴史に幕を閉じ、現在は自由通路として新たな歴史を歩み始めています。(2018年6月執筆)
新しい橋がかかったようです。あらたな歴史の始まりです。
PHOTO:kazukiatuko 様/PIXTA