呉市上下水道局西中央庁舎 解体/取壊
- 建物・施設
呉市の西中央3丁目にあった上下水道局の西中央庁舎の解体が決まりました。1930年代前半に北側庁舎が、1966年に南側が完成したこの庁舎は、レトロモダンな佇まいが風景に良く馴染んでいました。近年では呉が舞台の映画「孤狼の血」のロケ地としても使用されたことでも有名です。共済病院の斜め前のブロックという立地です。通院やお見舞いの際にいつもこの庁舎を目にしていたという方も多いのではないでしょうか。また近隣の呉三津田高校の卒業生からは、「登下校の際に見慣れていた景色だった。とても寂しい。」という声が聞こえてきます。こちらの庁舎ですが残念なことに老朽化のため2018年2月には解体工事に入っており、今後つばき会館と宮原浄水場への移転が決定しています。（2018年9月執筆）
