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広島電鉄200形 (ハノーバー電車) 引退

  • 乗り物

 広島電鉄の中でも特にユニークな存在感を放ち、「ハノーバー電車」として親しまれた200形が営業運転を終了しました。29年の歴史の閉幕になります。同車は1928年にドイツで製造され、日本には広島市がハノーバー市との姉妹提携5周年記念として贈った組み立て式茶室の返礼として1989年にやって来ました。先頭に近づくにつれて幅が細くなるデザインなど、外国ならではのデザインが特徴的で、側面にはハノーバー市からのメッセージが書かれています。週末に8号線(横川~江波)を走っていましたが、2018年3月から始まった交通系ICカード全国相互利用サービスに対応できないことから、同年9月をもって営業運転を終了しました。なおこの車両は、今後はイベント専用で活躍するようです。広島電鉄の一員として、同線をこれからも盛り上げてくれることでしょう。

(2018年10月執筆)

 

PHOTO:PIXTA

 

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