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高尾アパート 解体

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兵庫県姫路市にある、高尾アパート(兵庫県姫路市高尾町96)が2016年夏に解体されました。高尾アパートは1966年に姫路大博覧会に合わせ、姫路モノレール大将軍駅の開業とともに建てられたビルです。同ビルの1、2階には商業施設、3、4階は駅が入り、5階から10階までが賃貸住宅という、大変珍しい構造でした。しかし、大将軍駅が2年で廃駅となり、姫路モノレールも1974年には廃止。商業施設と住宅のみの形態がしばらく続いたのち、2013年には、耐震上の理由からビルの解体が決まりました。同ビルは、モノレールの軌道に合わせてビル全体が曲線を描いており、廃駅後も鉄道ファンが多く訪れていたようです。そして、解体前には開業当時のままの大将軍駅が一般公開されることになり、応募が殺到したそうです。最後に、慣れ親しんだビルと幻の駅を見て、多くの人が名残惜しんだとのことです。(2018年12月執筆)

 

とてもユニークな建物です。全国のコアな鉄道ファンの間では有名でした。

 

建物にレールが貫く構造です。長い間本当にお疲れ様でした。

 

PHOTO:ブレービー100様/PIXTA

 

 

 

 

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