弥富市役所 旧庁舎 解体
- 建物・施設
愛知県弥富市にある弥富市役所(愛知県弥富市前ケ須町南本田335番地)の旧庁舎が50年の歴史に幕を下ろし、2018年2月に解体されました。同市は2006年に弥富町が十四山村を編入し弥富市になり、弥富町役場の庁舎がそのまま弥富市役所になりました。
旧庁舎は1966年に建築され、1996年の耐震診断では耐震基準を満たさなかったものの、補強工事は行われないまま老朽化が進み、ようやく新庁舎建設の決定に至りました。新庁舎建設を前に、各業務は旧庁舎南にある図書館棟など2016年から3か所に仮移転しています。2020年完成予定の新庁舎は6階建てで、省エネやバリアフリー化されており、市民が安心して利用できる施設になります。新しい庁舎の完成を心待ちにする反面、長い間市民の生活をサポートしてきた旧庁舎の解体に寂しさを感じる人も多かったようです。(2018年11月執筆)