京浜急行大師線 産業道路駅 名称変更
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神奈川県川崎市にある、京浜急行の産業道路駅(神奈川県川崎市川崎区大師河原2-4-25)は、1944年に東京急行電鉄の駅として開業したのがその歴史の始まりです。この駅名は、駅の東側で大師線と直行している「産業道路」に由来しているもの。産業道路は片側3車線の合計6車線となっており、道幅がとても広い道路。産業道路駅のすぐ横にある踏切は、この広い道路を横切ることから、非常に長い踏切としてテレビで紹介されることもあるほど有名な場所となっています。
しかし、長い踏切により引き起こされる渋滞を解消するため、2019年3月には大師線が地下化され、駅も地下化されることから駅名を2020年3月に「大師橋駅」に変更することに決定しています。これは、京浜急行電鉄により小中学生を対象とした公募により決定したものですが、開業から76年間慣れ親しまれ、全国的にも有名な駅名が変わってしまうことに寂しさを覚えるという声も上がっています。今一度駅を訪れて、その駅名を心に刻んではいかがでしょうか。
(2019年2月執筆)
慣れ親しんだ駅名に残されている時間はあとわずかです。
懐かしい切符ですね。この駅名がしっかり印字されています。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA