現美新幹線 運行終了
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2020年12月19日が上越新幹線「現美」の最終運行日になりそうです。当車両は2016年4月に運転開始。秋田新幹線「こまち」のE3系電車の改造車両です。特筆すべきはその外観デザイン。写真家の蜷川実花氏の作品です。黒い車体に長岡の花火を描いたその車両は圧巻。新幹線車両であることを忘れさせる芸術的なデザインです。車内ももちろん趣向が凝らされています。キャッチコピーは「世界最速の芸術鑑賞」。車両内で芸術鑑賞をできるのです。
4年間という比較的短い期間でしたが多くのファンに愛された「現美」。「唯一無二の新幹線の旅を楽しめるのがこの車両です。地域の誇りである長岡花火を身にまとった重厚感のある新幹線。雪国を疾走する姿はとてもかっこよかった。関係者の皆さん。本当にありがとうございます。」。新潟県在住の鉄道ファンの言葉です。
(2020年7月執筆)
わくわくするような旅が始まる。そんな感情を呼び起こしてくれる新幹線でした。
雪国を疾走する姿がとてもかっこよかったです。
短い期間でしたが本当にありがとうございます。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : JR東日本公式チャンネル 様