片上鉄道 廃線
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片上鉄道がその歴史の幕を下ろしたのは1991年6月30日のこと。岡山県備前市の片上駅から久米郡柵原町(現美咲町)の柵原駅までを結んでいた鉄道路線で、運営主体は同和鉱業(現DOWAホールディングス)でした。
柵原鉱山で産出される鉱物の運搬目的で建設されましたが、のちに沿線住民の足として旅客利用もされておりました。「子供の頃はなんでこんなところに鉄道が・・と思っていたのですが、今となってはとても美しい故郷の思い出です。」あるビジネスマン様のお言葉です。
片上鉄道の保存会もあり、現役当時の雰囲気も楽しめるようです。ご興味のある方は一度現地を訪問して、在りし日の鉄路の確かな歩みを確かめてみてはいかがでしょうか?
(2020年12月執筆)
ARTWORK : ryuji_watercolor 様
地域の景色に調和した美しい鉄道でした。
懐かしい思い出がよみがえるかたも多いのではないでしょうか。
美しい営みは人々の心の中に永遠に記憶されることでしょう。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : RSKプロビジョン 様