Final 2022年7月23日 記事【旧湯野浜線】善寳寺鉄道記念館 旧駅舎 解体のイメージ画像 History 93年

【旧湯野浜線】善寳寺鉄道記念館 旧駅舎 解体

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1975年に廃線となった庄内交通湯野浜線の善宝寺駅。廃線後には善寳寺鉄道記念館(山形県鶴岡市下川100)として1978年に開館しましたが、1999年頃に閉館した後はそのまま廃墟に近い状況で現在に至っていました。現在もその姿を残す敷地内の「モハ3形」と蒸気機関車の車輪とホームの扱いは未定とのことですが、駅舎建物は取壊となります。

「湯野浜線最後の鉄道遺産だったこの施設。鉄道ファンかつ廃墟ファンでもある私にとっては大切な施設でした。かつて存在した湯野浜線を語り継ぐ大切な建物だと思っていましたので、旧駅舎解体のニュースには正直落ち込んでしまいました。でも時代の流れなのでしょうか。ありし日の当地の営みを語り継ぐことは私達の責務だと思っています。」山形県在住の男性の言葉です。

湯野浜線の旧善宝寺駅駅舎。きっと人々の心の中に永遠に記憶されることでしょう。

(2022年7月執筆)

 

善宝寺駅

当時の雰囲気を残す「モハ3形」です。

 

善宝寺駅

歴史を感じさせてくれるプレートです。

 

善宝寺駅

当地の歴史を伝えてくれる大切な駅舎でした。長きに渡りありがとうございます。

PHOTO:PIXTA

 

 

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