【飯田線】牛久保駅舎 解体/取壊
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飯田線(JR東海)の牛久保駅舎(愛知県豊川市牛久保町城跡55)が取壊されます。
1897年に私鉄駅(豊川鉄道)として開業した牛久保駅。以降、地域の交通の要所として現在にいたるまで活躍しています。かつて「東洋一の兵器工場」とされた豊川海軍工廠のお膝元の駅であったことでも知られます。そして、ちょうど国有化(飯田線)に時を合わせる形で現在の駅舎が建造されたのが1943年のことです。
「この駅舎には多くの思い出がありますよ。かつて豊川海軍工廠があった時代にはそれは大きく賑わっていたそうですし。多くの出会いや別れを演出してきてくれた駅舎ですので、解体のニュースを聞いた時には寂しい気持ちになりましたよ。時代の流れといえばそうなのかもしれません。いままでありがとうという気持ちです。」近隣在住男性の言葉です。
多くの方の思い出が詰まった牛久保駅舎。きっと人々の心の中に永遠に記憶されることでしょう。
(2022年8月執筆)
PHOTO:PIXTA
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