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自由が丘1丁目29番地区 解体/再開発

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自由が丘駅西口北側の「自由が丘一丁目29番地区」。地域全体にかかる再開発工事を待つだけの状態になっておりましたが、いよいよその開発工事が始まります。

交通の利便性もたかく、おしゃれな街並みで人気の自由が丘駅周辺ですが、駅西口北側のカトレア通り・女神通り・すずかけ通りに囲まれた「自由が丘一丁目29番地区」は昭和時代を感じ取れる特別の雰囲気が色濃く残ります。狭い路地が交差し、地域の人々の生活感が感じられるエリアです。また1934年に赤坂から分祀された「豊川稲荷大明神」の存在も忘れてはいけません。

長きに渡り当地を代表する景色であった地域ですが、建物老朽化や歩行者・自動車の交錯の問題等は以前から指摘されていました。新しい開発計画では駅前の交通環境や防災性の向上に関して配慮されているそうですが、残念ながら見慣れた景色は消滅します。

「このエリアの解体は正直寂しいです。当地に長く居住しており多くの思い出が沢山。地域にはおしゃれでハイセンスなお店などは多いのですが、私は人々の暮らしの息吹が感じられるこのエリアが大好きだったのです。でも最後はこの場所のすべてに感謝の気持ちを伝えます。今までありがとう。とても素敵な思い出を貰いましたからね。」近隣に住む男性の言葉です。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか?二度と戻らない街並みを心に刻み込まれてはいかがでしょうか。

(2023年2月執筆)

 

自由が丘デパートは存続してくれそうですが景色は大きく変わりそうです。

 

懐かしい記憶が呼び起こされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

PHOTO:PIXTA

 

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