中山隧道
- 建物・施設
中山隧道は、新潟県の長岡市・魚沼市間に位置する国道291号の旧道トンネルです。開通当時の全長が922mあり、手掘り製の道路トンネルとしては日本最長であるとされています。
1933年から1949年に渡る16年の歳月をかけて、小松倉集落住民(旧東竹沢村)のツルハシを利用した労働奉仕により作られました。1998年に、並行する自動車用トンネルが開通した後は旧トンネルは史跡として整備保存。先人の情熱と苦闘の歴史を伝える貴重な土木遺産として活躍しています。その歴史的価値も認められており、土木学会選奨土木遺産に選定されています。
ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。歴史ロマン溢れるトンネルはきっとあなたの明日の活力の源となることでしょう。
(2023年11月執筆)
PHOTO:PIXTA